「英語を早く習得したい!けど、実際習得までにどのくらい時間かかるの?」
前回は英語習得に欠かせない【聞く力、読む力、話す力、書く力】の4つの力をバランスよく伸ばしていく必要があることを学びました。
さて、この4つの力を総合的に身につけるには、一体どれくらいの時間が必要でしょうか。
実は、多くの人が「期間の把握」というステップを飛ばしがちです。しかし、これは挫折の原因につながります。
🏃♀️ ダイエットの場合
理想の体重を決め(ゴール)、どんなトレーニングをするか(方法)は決めた。しかし、「どのくらい続けなければならないか」という期間を把握していないと、トレーニングをしているのに体重が思うように減らず「効果がない」と諦めてしまう。
英語学習も全く同じです。
あなたのゴールへの道のりがどのくらいの期間になるのかを把握することは、継続的に学習するための最初の一歩です。
このレッスンでは、
- 英語習得に必要な時間の「目安」
- 目標達成のために最も大切な「習慣の力」
- 「学習時間」の定義と確保の仕方
について解説し、あなたの学習スケジュールを設定していきます!
英語習得に必要な時間の「目安」
多くの研究や語学学校のデータに基づくと、日本人が英語を習得し、仕事や日常で不自由なく使えるレベルに達するためには、一般的に約2,000時間の総学習時間が必要とされています。
もし、あなたが現在ゼロの状態からスタートし、2,000時間の学習を積み重ねるとした場合の、1日あたりの学習時間に対する目標達成までの期間を表で見てみましょう。
| 1日の勉強時間 | 年月 |
|---|---|
| 0.5時間 | 11年 |
| 1時間 | 5年6ヶ月 |
| 2時間 | 2年9ヶ月 |
| 3時間 | 1年10ヶ月 |
| 4時間 | 1年5ヶ月 |
| 5時間 | 1年2ヶ月 |
| ▼このあたり以降は海外で生活をしていないと実現が難しい時間数 | |
| 6時間 | 11ヶ月 |
| 7時間 | 10ヶ月 |
| 8時間 | 9ヶ月 |
| 9時間 | 8ヶ月 |
| 10時間 | 7ヶ月 |
| 11〜13時間 | 6ヶ月 |
| ▼いくら海外で生活している人でも睡眠時間は必要なのでこれ以降は非現実的 | |
| 14〜16時間 | 5ヶ月 |
| 17〜21時間 | 4ヶ月 |
| 22〜24時間 | 3ヶ月 |
1日30分がんばっても11年かかるなんて、少し気の遠くなるような年月に感じられましたか?
でも、大丈夫。そんなあなたに朗報です✨
実は、あなたは既に約1,000時間を経験済み!
「2,000時間」は、あくまでゼロからのスタートを想定した目安です。
しかし、日本人の多くの方は、高校卒業までに既に約1,000時間の英語学習経験があるんです!!
これは主に「受験英語」や「読む・書く」が中心ですが、基本的な文法や語彙は学習済みなのです。
つまり、あなたが日常会話や仕事で使えるレベルを目指す場合、学習済みの内容をブラッシュアップし、残りの1,000時間を実践的な「話す・聞く」学習に集中すれば良い、と考えることができます。
残り1,000時間を達成するための期間を見てみましょう!
| 1日の勉強時間 | 年月 |
|---|---|
| 0.5時間 | 5年6ヶ月 |
| 1時間 | 2年9ヶ月 |
| 2時間 | 1年5ヶ月 |
| 3時間 | 11ヶ月 |
| 4時間 | 9ヶ月 |
| 5時間 | 7ヶ月 |
| …割愛します | |
忙しいあなたにも現実的な学習時間で期間が大幅に短縮されましたね!失いかけたやる気は戻ってきましたか…?😆
重要なのは「総時間」より「習慣」
さて、目標達成までの期間が見えたところで、最も重要なポイントをお伝えします。
それは、総学習時間よりも「習慣」が大切だということです。
人間の脳は、記憶を定着させるために「復習のタイミング」を必要とします。
非効率な学習
- 週末に5時間まとめて集中学習し、平日は全く英語に触れない。
- 脳が英語に触れる機会が少なく、週末に覚えたことをすぐに忘れてしまいがちです。
効率的な学習
- 毎日30分でも継続して学習する。
- 短時間でも毎日触れることで、脳が「英語は毎日必要な情報だ」と認識し、記憶が定着しやすくなります。
週の総学習時間が多い人よりも、毎日継続して学習する習慣が身についている人のほうが、遥かに早く上達します。
最速で上達する秘訣は、「チリツモ」です。
まずは「毎日30分は必ず英語に触れる」という小さなルールを決めて、学習を歯磨きのように習慣化することから始めましょう。当たり前のことを「やらないと気持ち悪い」レベルまで定着させることが目標です。
机上の勉強=学習時間ではない!
「1日30分も学習時間を確保するのは難しい…」
英語の学習時間はテキストやノートを広げて「机に向かう時間」だけではありません。
もちろん机上の勉強も大切ですが、学んだ知識を定着させ、使える英語にするために最も大切なのは「どれだけ身近に、手に届く距離に、英語に触れる時間と機会を増やせるか」が鍵になります。
意識を変える!生活のあらゆるものを「教材」に
仕事や家事で忙しい方が、新たな学習時間を捻出するのは大変です。
だからこそ、今ある時間を「学習時間」に変えましょう!
- 🎧 通勤時間に洋楽を聴く: 毎日聴いている楽曲を、洋楽に変えてみましょう。耳が英語のリズムと音に慣れる訓練になります。
- 🎬 帰宅後や週末は海外ドラマ: Netflix、Hulu、Primeビデオなどで、まずは日本語字幕で海外ドラマや洋画を楽しみましょう。好きなコンテンツなら、苦痛なく英語の「量」に触れられます。慣れてきたら、英語字幕に挑戦です。
- 📱 スマホの言語設定を英語に: メニューやアプリの表示を英語に変えるだけで、常に新しい単語と自然に触れ合う環境が生まれます。
日常のスキマ時間を活用し、英語をあなたの身近なものにしていくことが最速で英語を習得する鍵です💪✨

